『三谷龍二の10センチ』という本を読みました。 長野の松本にある、ギャラリー「10センチ」ができるまでを綴った本です。 長野には以前仕事で訪れたことがあるのですが、 降り立った時から空気が澄んでいて気持ちが良かったです。 そして水が違う! ビジネスホテルのシャワーでさえ、感触が違いました。 ツンツン・ピリピリが全然無くて、まろやかな感じ。 建物も古いものが残っていたり、 遠くにお城がライトアップされているのが見えたり、 古いものを大切にしている、静かな町という印象でした。 この本を読み、 かつて感じた、あの澄んだ空気と静けさがひたひたと甦ってきました。 著者の三谷龍二さんは木工作家であるそうなのですが、 工芸品を作るひとの、静かで、瞑想しているような文章です。 読んでいると、こちらも瞑想しているみたいなモードになります。 少しアワアワしていた気持ちが、すうっと静かになりました。 すごい装置だ。 ただの言葉の並びだけれど、 文章って書く人のいろいろな部分が現れますね。 また長野を訪れる機会があれば、こちらのギャラリーに立ち寄ってみたいです。 三谷龍二の10センチ 7,683円 Amazon ★フォローお気軽にどうぞ~ ・ twitter 販売情報のお知らせや日々のつぶやきなど。 ・ instagram 作品やドローイングなどをアップしています。 ★SHOP ・ minne ・ BASE ・ Creema ★LINEスタンプ ・ きれはしこびと