久しぶりに東京の美術館へ。 どこに行こうかな…といくつか迷って、東京国立近代美術館に。 今は企画展は無くて、コレクション展。 絵が観たくて仕方なかったので、コレクション展はぴったりでした。 ものすごく楽しくて、飢えていたんだな…と分かりました。 キャプションの文章、いつもは流し見か、あまり見ないのだけど、 今回は文章がとても面白くて、作品と一緒に楽しんで読んでました。 なんというか、絵画的視点や、感情と感覚を押し出して書かれているのです。 さらに多くの人が気がつかないであろう見方を提示していたり、 年号や経歴は、ひたすら絵を観ることが豊かになるのを目的にお知らせしてくれているのです。 作品のチョイスや並びも、感覚とロジックの割合が絶妙でした。 新しい体験でした。 無料配布のリーフレット。 デザインがかっこいいなと思って持ち帰ってみたら、菊地敦己さんのデザインでした。 おおお…! 予定より時間をかけて観て、ぐったりして帰りました 笑。 3時間くらい居た…? この作品を観ると、「ああ、これこれ」となります。 ずっとここにいるのね。(いとしい。) 風景もうつくしくて、静かで、芯が戻ったような気持ちになりました。 (♨︎少年が、「この作品のリクツはなんなの?」と言っていて面白かった…)