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8月, 2016の投稿を表示しています

バースデーカード for 母

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毎年、母のお誕生日にバースデーカードを描いて贈ります。 歴代のカードたちが実家の壁に貼られている。 お誕生日5月だけど、今年は遅れてしまったので海バージョン。 たまには季節のずれた絵も雰囲気変わっていいよね〜 いつも、ちょろっと描くつもりが夢中になってしまい3時間くらい経っている…。

久しぶりの東京の美術館

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久しぶりに東京の美術館へ。 どこに行こうかな…といくつか迷って、東京国立近代美術館に。 今は企画展は無くて、コレクション展。 絵が観たくて仕方なかったので、コレクション展はぴったりでした。 ものすごく楽しくて、飢えていたんだな…と分かりました。 キャプションの文章、いつもは流し見か、あまり見ないのだけど、 今回は文章がとても面白くて、作品と一緒に楽しんで読んでました。 なんというか、絵画的視点や、感情と感覚を押し出して書かれているのです。 さらに多くの人が気がつかないであろう見方を提示していたり、 年号や経歴は、ひたすら絵を観ることが豊かになるのを目的にお知らせしてくれているのです。 作品のチョイスや並びも、感覚とロジックの割合が絶妙でした。 新しい体験でした。 無料配布のリーフレット。 デザインがかっこいいなと思って持ち帰ってみたら、菊地敦己さんのデザインでした。 おおお…! 予定より時間をかけて観て、ぐったりして帰りました 笑。 3時間くらい居た…? この作品を観ると、「ああ、これこれ」となります。 ずっとここにいるのね。(いとしい。) 風景もうつくしくて、静かで、芯が戻ったような気持ちになりました。 (♨︎少年が、「この作品のリクツはなんなの?」と言っていて面白かった…)

バッグ試作。

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実家のミシンを使って、トートバッグとサコッシュを試作。 ミシンがけはとっても楽しい…!! (調べていて、サコッシュというのを初めて知った…!ポシェットって呼んでた 笑) サコッシュは畳んでバッグに入れておけるし、使いやすそう(っシュ)。 自分でも欲しかったのでちょうど良かった。使い心地実験。 これにシルク刷りしてみるのだ…! どんな絵にしようかな。

『ぼくの不思議なダドリーおじさん』

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お盆は千葉の実家に帰ってまったりしております。 名古屋から千葉へ帰ると、千葉って涼しいんだなあと気がつきます。 あと駅に着くと風にのって海のにおいがする・・・! 移動の新幹線の中で読んだ本が、夏休みにぴったりのお話でした。 『ぼくの不思議なダドリーおじさん』 YA(ヤングアダルト)向けの小説です。 バリー・ユアグローの他の著作が好きで読んでいたのですが、 唯一のYA向けに書かれたものとのことで読んでみました。 両親が旅行している間、主人公の少年が風変わりなおじさんと過ごすお話です。 ぽっかりと空いた非日常に、不思議で面白い事件が起き、 だけど最後はしっかり現実に続いていく。 主人公の少年のこころの動きに、 「そうそう、このくらいの歳ってこんなふうだよね・・・」 と思ったり。 (私はアメリカの少年ではありませんが・・・;) ありえないことをしでかすおじさんも、 「こんなおじさん、いるよなあ」 という気がしてくるのです。 なんだかリアル。 ユアグローのファニーな悪夢の部分もしっかりあり、楽しく読みました。 あとがきに著者が 「自分はダドリーおじさんでもあり、少年でもある」と言っていたとありますが、 それがリアルさと、教訓などにならない物語になっている素なのかな、と思いました。 ぽっかりなお盆休みに・・・。