しいの実ひろい

子供の頃、しいの実が落ちているのを見つけると、拾って食べていました。


なので今でもしいの実を見ると「あ、しいの実だ(じゅるり)」となるのですが、


先日母と歩いている時、しいの実を見て「あ、しいの実だ。おいしそう。」と思わずつぶやくと、
「えっ、何言ってんの?」と驚く母。


母は、しいの実を食べたことが無いと言い張るのです。
(私は、たぶん母は食べたことがあるが忘れているのだと思っている。)


じゃあ拾って食べてみようぜということになり、
翌日いそいそとしいの実を拾いに行きました。





しいの実を拾う大人(私)の図。



子供の頃は拾ってそのままムシャムシャ食べていましたが、
今は大人なので(?)水に浸けてから炒って食べました。


うん、おいしい 笑。これこれ、この味よ。




ちょうど母が持っていた雑誌『うかたま(2018 vol.52)』に木の実のことが書いてあって、
しいの実がなるのはスダジイであることや実の食べ方などが分かり、そうだったのか~!と知れて嬉しかったです。


そうか・・・スダ爺がいつも私たちにおいしいおやつを食べさせてくれてたんだね・・・。
ありがとうスダ爺・・・。




しいの実を拾っている時、時々ぱらぱらと音がして、実が降ってきていました。


それがある時、ばらばら~っと音を立てて実がたくさん落ちてきて、立ち上がっていた私に当たりました。
「イテッ」と言ってしまうほどにビシッと当たってくる実。
(母は「トトロじゃーん。いいな~そんな経験したい」と言っていた。)


その後、「ん?」と思うとジーンズのポケットの中にしいの実が。
そんなことある?どんだけの確率で空中からジーンズのポケットに入るわけ??




ということで「奇跡の実」と母に呼ばれたしいの実は、植木鉢に植えてみることにしました。


芽、出るかな~~。乾燥しちゃってたかもしれないからだめかなあ・・・。
育ってほしいなあ、と願いながら見守っています。





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